ひつまぶし

ひつまぶしは、かばやきにしたウナギを小さく切り分けてから「おひつ」に入れたごはんにまぶした料理(りょうり)です。
食べるときは自分で茶わんによそい、きざみのり・ネギ・わさびなどの薬味(やくみ)や、だし・お茶などを自分の好みで入れて食べることで、味(あじ)の変化(へんか)を楽(たの)しむことができます。

なりたち
今では高級(こうきゅう)な料理(りょうり)となったひつまぶしですが、もともとはウナギ屋さんでお客(きゃく)さんに出せないようなかたいウナギやかたちの悪いウナギなどをすてるのがもったいないということで、焼(や)いてから細(こま)かくきざんではたらいている人のまかないとして食べたという説(せつ)が有力(ゆうりょく)です。
そのため、においを消すために薬味(やくみ)を入れる、だしやお茶などでお茶づけにするといった食べ方をしたのではないかとされています。